TikTokで人気の動画を見ていると、
「これ、YouTubeの切り抜きっぽい?」
と思ったことはありませんか?
実際、ショート動画として
YouTubeからの転載が多いですが、
それって本当にOKなんでしょうか。
今回はそんな疑問に答えるべく、
TikTokにYouTubeの動画を載せるのはアリなのか?
について
わかりやすく解説していきます。

消されたら悲しいし、損したくない!
まず結論から
自分で作ったYouTube動画ならOK。
でも他人が作った動画を
許可なくTikTokに載せるのは
ルール違反になります。
バズっていても、
「もう拡散されてるから大丈夫」
という考えはとても危険です。
TikTok・YouTubeどちらの規約でも、
投稿者自身が著作権を持っている
コンテンツ以外はアップできません。
✔ 他人の動画(無断)→ NG
✔ 許可を得た場合 → OK(証拠の保存必須)
特に最近はTikTokの方でも
無断転載への取り締まりが強化
されています。
著作権ってなに?ざっくり知ろう
著作権とは、
「作った人が作品を守る権利」のこと。
動画・音楽・写真・文章などの
オリジナル作品には、
自動的に著作権が発生します。
つまり、自分で撮って編集した動画には
あなたに著作権があるということ。
逆に、他人が作ったものを勝手に使えば、
それは著作権侵害になります。

実際の動画にしたらアウトになるってこと!
規約でも「自分のもの以外NG」
TikTok・YouTube両方の利用規約では
次のような原則が書かれています。
✔ 他人の作品は「必ず許可」が必要
✔ 公式音源やライブラリの範囲内ならOK
例外は、TikTokやYouTube側が
用意している音源・エフェクト・素材など。
これらは最初から許可が取れているため、
安心して使えます。
ただし、YouTubeで使った楽曲が
TikTokで許可されていない場合は、
音が消されたり
投稿できなくなったりすることもあります。
編集前に使える音源かどうかを
必ず確認しましょう。
無断転載ってどういうこと?
無断転載とは、
著作者の許可なしに
動画や画像などを使うこと。
TikTokやYouTubeにおいては、
たとえ一部でも、
勝手に転載すればNGになります。
「紹介目的だったから」
「ちょっとだけ使っただけ」
これらも通用しません。
以下のような行為はすべて、
無断転載に該当します。
✔ 人気YouTuberの切り抜きを無断でアップ
✔ テレビや映画の一部を編集して投稿
投稿の目的が「応援」や「紹介」でも、
許可がなければ違反です。
無断転載のリスクとペナルティ
無断転載がバレた場合、
TikTokやYouTube側から
厳しい対応が取られます。
たとえば以下のようなリスクがあります。
✔ アカウントの警告・停止
✔ 収益化停止(YouTube)
✔ 繰り返せば通報・申立ての対象に
さらに悪質な場合は、
損害請求や削除申立て
を受けることもあります。

すまされない時代になってきたかも…
どこまでがセーフ?OKとNGの分かれ目
自分のYouTube動画をTikTokに載せるのは
基本的にOKです。
ただし、音源のライセンスに注意。
YouTubeで使った音楽が、
TikTokでは使えないこともあります。
その場合、投稿後に
音が消されるか、
投稿自体がブロックされる可能性も。
TikTokで投稿する前に、
音源がOKかチェックしましょう。
他人の動画を使いたいときは?
他人のYouTube動画を使いたい場合、
必ず「許可」が必要です。
コメント欄でのOKではなく、
DMやメールなど証拠が残る形が安心。
✔ できればスクショを残す
✔ 相手のアカウント名・URLも記録
なお、「引用なら大丈夫」と言う人もいますが、
TikTokやYouTubeでは
ほとんどのケースで引用とは認められません。